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評価:
山口 千恵子
中央法規出版
¥ 1,620
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先日、
といっても
2月、国立オリンピック記念青少年センターで行われました
修養団(SYD)創立110周年記念大会に行ってきました!
SYDでは
貧しいため学校に通うことの出来ない
フィリピンのスカベンジャー(ゴミ拾いで生計を立てている人々)
の子供たちの学資支援をおこなっています。
その支援を受けている12歳〜18歳の
子たちが
踊りのパフォーマンスをしました。
大変な境遇で生きている子供たちの
パフォーマンスには
真剣で
まっすぐで
心打たれました。
その子供たちのなかのAJくんが
スピーチをしました。
スピーチを聞いて
涙がでました。
彼は18歳です。
笑顔が素敵でとっても明るくフレンドリーな
男の子でした。
パヤタスで生きる彼が
これまで劣悪な環境のなかで
大変な日々を過ごし
その間には
命を落としていった
友達の話もありました。
彼は命を与えられている自分には
果たさなくてはならない役割があるということ。
私たちはその役割を見出し
静かに果たしていかなくてはならないということを
話しました。
彼の言葉を引用します。
命は儚く生きている時間は
短いのです。
いつの日か
僕が幸運にも
自分の人生を振り返れるだけ年をとった時
「あぁいい人生だった」と思える
証のようなものは
いったい何でしょうか・・・。
それは「誰かの人生に灯をともした」という実感です。
その「灯」は
愛すること
歓ぶこと
微笑むこと
大丈夫だよと手を握ることで
灯されます。
AJくんの夢は
会計士になって
自分が支援を受けられたように
貧しいこどもたちが
学校に行けるよう
救いの手を差し伸べることです。
きっと
どんな職業でも
立派な大人になるでしょう!